会長挨拶

画像:小棚木 均

 

 

     一般社団法人 秋田県病院協会

     会 長  小 棚 木  均

 

 

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 秋田県病院協会は、地域医療の向上と県民の健康増進に寄与することを目的として1984年に設立されました。現在、県内の4病院を除いた61の病院が加盟しています。
 当協会は、1)事務職員の研修や病院間の親睦を図るスポーツ大会等を行う病院管理研究部会と、看護師の研修等を行う看護管理研究部会の2つの部会を有し、2)県内の病院医療従事者の不足と偏在の解消に向けて各種養成機関と意見交換し、3)県の各種委員会に委員を送って病院の立場から医療施策へ意見を述べ、また、県の医療行政関係者と懇談の場と設けて直接情報交換しております。そして、4)毎年、秋田県病院大会を開催しております。そこでは、会員病院に長年勤務した優良な職員を表彰するとともに、医療の現状の理解と今後の病院の在り方を検討しております。

 秋田県の病院は厳しい状況に置かれています。日本一の速さで進行している人口減少が根本原因になっているのですが、病院数や病床数は減少の一途です。そして令和2年からの新型コロナウイルス感染症が追い打ちをかけました。今後更に、地域医療構想や医師の働き方改革等の国の方針によって病院の医療提供体制は大きく変わることが予想されます。しかし、秋田県病院協会のそれぞれの病院は、その地域の患者のみならず病院職員・家族を守り、ひいては秋田県全体の医療・福祉のために全力をあげて活動してまいります。
 皆様のご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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